中東ではハニートラップは通じない 【知の武装 救国のインテリジェンス】

知の武装―救国のインテリジェンス―(新潮新書) - 手嶋 龍一, 佐藤 優
■ヒトコト感想
佐藤優と手嶋龍一の対談集の第2弾ということなのだろう。10年前の作品なので、その時にホットな話題が登場している。印象的なのは「スノーデン」に関する対談だ。映画版で見た印象はスノーデンは正義の印象があった。ただ、インテリジェンスの世界ではどのような扱いをされているのかというのがよくわかった。
亡命先であるロシアのプーチンからは嫌われている。そして、アメリカは命を奪うまではしないが、執念深くスノーデンを追いかけ続け、裁判にかけて一生刑務所から出られないようにしようと考えている。国家を裏切った者の末路を見せるために、あえて裁判で大々的に世間にアピールするのだろう。そのほか、ハニートラップが通じる国と通じない国があるというのは面白い。
■ストーリー
ニュースを鵜呑みにしていては、深層はつかめない。激流の世界で勝つには「知性〈インテリジェンス〉」が必要だ――東京五輪と尖閣の関係、安倍首相の真の評判、シリアを左右したスノーデン事件の「倍返し」、中韓領土問題の奥の手、北朝鮮写真に隠されたメッセージ……日本最強の外交的知性がその情報力と分析力を惜しみなく披露。最新情勢の解読法から諜報の基礎知識までを解説した、武器としてのインテリジェンス入門。
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