犯罪者の記憶を読み事件の真相を知る 【クスノキの女神】

クスノキの女神 - 東野 圭吾
■ヒトコト感想
クスノキシリーズの第2弾。前作の「クスノキの番人」の玲斗が引き続き不思議なクスノキの木の番人として活動する。玲斗の叔母である千舟が認知症を患っており、記憶障害のある少年の元哉との関係がメインに語られている。クスノキの木がくりぬかれた中に入ると、祈念が行われ中の人の記憶がクスノキの内部にたまることになる。
そこから別の人がクスノキに入ると受念が行われ、クスノキの内部にたまった記憶がその人に送られることになる。強盗傷害事件が発生し、その犯人を捜す刑事たち。関係者と思われる人物がクスノキの内部に逃げ込んでいたことから、事件の真実が明らかとなる。記憶に障害をもつ少年や痴ほう症に悩む高齢者がクスノキの恩恵をどのように受けるかがポイントだ。
■ストーリー
神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。一方、認知症カフェで玲斗が出会った記憶障害のある少年・元哉は、佑紀奈の詩集を見てインスピレーションを感じる。玲斗が二人を出会わせたところ瞬く間に意気投合し、思いがけないプランが立ち上がる。不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。待望のシリーズ第二弾!
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