長大なシリーズの終わりが見えてきた【高い城の男 シーズン4 エピソード7,8】

高い城の男 - フィリップ・K・ディック, 浅倉久志
■ヒトコト感想
黒人の反乱軍が爆破テロを行う。その結果、日本が統治していた太平洋合衆国を日本は維持できないと判断し、放棄する方向となる。テロ組織が勝利するという稀有な状態となる。そもそも日本が占領していたのが無理があったのだろう。あのすべてを横暴にすすめていた木戸は反乱軍に捕らえられリンチを受けたりもする。
権力者がその力を失いつつある状況だ。スミスのパートではスミス婦人にジュリアナたちの魔の手が迫る。ジュリアナはスミス婦人に禁断の真実を告げる。息子のトーマスが別の世界では生きていると知るとどうなるのか。そのことをスミスが知っていたと分かったら…。スミス周辺がきな臭くなり、ベルリンからもスミスの敵対組織がなんらか仕掛けてくるのは確実だ。
■ストーリー
黒人共産反乱軍は太平洋合衆国内で攻撃を仕掛ける。木戸は自らの判断に太平洋合衆国の命運が懸かっていることを悟る。チルダンは憲兵隊に捕らえられる。ヘレンは夫を支えるために、良き妻として、大ナチス帝国の社交の場に復帰する。ジュリアナとワイアットは、スミスを倒すためにニューヨークへと向かう。ジュリアナはヘレンに対してある直感を抱いていた。だがそれは大きな賭けだった。
サンフランシスコからの撤退が始まる中、木戸は息子を捜すが、息子はとらわれの身となっていた。一通の手紙がチルダンの元へ届く。それは彼とユキコの運命を大きく変えるものだった。黒人共産反乱軍はヤクザから思わぬ協力を提示される。アベンゼンはスミスを非難し、ある予言をする。
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