作者が山小屋暮らしを選んだ理由 【いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具】

いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具 (文春文庫) - 小川 糸
■ヒトコト感想
小川糸のエッセイ集。コロナ渦を超えて23年くらいの時期であり、かなり作者に変化があったことがわかる。一番のメインはベルリンから帰ってきて長野の山奥で山小屋での生活を考えているという部分だ。山小屋生活のために車の免許をとったり、建売ではなく山小屋の注文して作ったり。そして最も強烈だったのは、他のエッセイではたびたび登場してきた作者の夫であるペンギンについてだ。
実は離婚していたようだ。ペンギンとの離婚やコロナ渦を経験した上での山小屋生活なのだろう。エッセイと写真により山小屋生活が描かれている。犬のゆりねは登場してくるので、その点は安心できる流れだ。どことなくミニマリストのような雰囲気を感じてしまった。
■ストーリー
カラーフォト満載のエッセイ集。美しい森との出会いが、私の人生を変えてくれました。奇跡的に巡り合った石ころだらけの土地。人気作家が苦しみの先に開拓した、新たな〝いとしき日々″。5年前、コロナ禍での離別など、どうやって生きていこうかと苦しんでいたとき、著者は美しい森と出会った。車の免許を取得し小さな山小屋を建て、都会から移住。自然の恵みに気付かされる森暮らしで、衣食住はよりシンプルに。大好きな手仕事の道具やぬくもりあるアート作品に囲まれた暮らしを綴ったカラー写真満載のエッセイ集。
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