少年時代の罪がのちの人生に影響する【罪と悪】

罪と悪 - 齊藤勇起, 齊藤勇起, 高良健吾, 大東駿介, 石田卓也, 村上淳, 佐藤浩市, 椎名桔平
■ヒトコト感想
少年時代に起きた衝撃的な出来事。仲間の中の一人の正樹が何者かに殺された。男色の化がある「おいさん」が殺したと思い込んだ春と朔と晃はおいさんの家に向かい…。少年たちのエスカレートした行動の中で、春がひとりで罪をかぶる。22年後に、成長したそれぞれが同じ町に集う。
春は半グレのような若者を集めて事業を展開している。晃は父親の跡をついで正義感にあふれた刑事となっていた。朔は実家の農家のあとをついでいたが、双子の兄弟である直哉は引きこもっていた。22年後の世界ではそれぞれの人生の変遷がうかがわれる。特に春はヤクザに対してもひるむことなく立ち向かっている。ラストで過去の事件と現在の事件の種明かしがされるのだが…。かなり強烈な結末だ。
■ストーリー
何者かに殺された14歳の少年、正樹。彼の遺体は町の中心のある橋の下で発見された。同級生の春・晃・朔は、正樹を殺した犯人と確信した男の家に押しかけ、もみあいになる。そして、男は一人の少年に殺される。彼は家に火を放ち、事件は幕を閉じたはずだった一。時が過ぎ、刑事になった晃は父の死をきっかけに町に戻り、朔と再会する。ほどなく、ある少年の死体が橋の下で見つかる。20年前と同じように一。晃は少年の殺害事件の捜査の中で、春と再会し、それぞれが心の奥にしまっていた過去の事件の扉が再び開き始める。かつての事件の真相は、そして罪と向き合うということは一。
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