日常のちょっとした不思議をミステリーに 【谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる】

谷根千ミステリ散歩 密室の中に猫がいる (角川書店単行本) - 東川 篤哉
■ヒトコト感想
東京の谷根千を舞台にしたミステリー第2弾。イワシ専門の居酒屋で岩篠つみという女子大生と、岩篠なめ郎という兄の兄妹がメインではあるが、探偵役は怪しげな開運グッズの店主である竹田津だ。前作と基本的な流れは変わらない。いつものように緩い短編が収録されている。日常の中に突如としてミステリーのシチュエーションが発生する。
猫しかいない密室の謎を解くために、キジトラの子猫のコトラを譲りたい女性と、事件を解決するためにやってきた竹田津が、いつの間にか交錯し、竹田津がコトラを飼うことになる。結果として、その後の短編でも竹田津の傍らには、コトラが存在することになる。お飾りのように斎藤刑事が登場するのだが、事件を解決することはない。
■ストーリー
最強凸凹コンビ×猫と下町グルメたっぷりの本格ミステリ!“猫”だけが目撃した密室殺人、大学祭で起きた人間消失事件、お巡りさんとのデート中(?)に遭遇した殺人未遂事件。下町情緒あふれる谷中にある、鰯専門の居酒屋。看板娘の岩篠つみれのもとには、不可解な事件が次々に持ち込まれる。困ったつみれが怪しい開運グッズ店の店主・竹田津を頼ると、彼は事件現場で猫をかまったり、喫茶店でスイーツを食べたりしながら、衝撃の真相を解き明かしていく! 本作から読んでも楽しめる、超人気コージーミステリ最新刊!
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